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優れたメカニズムには、優れたケースが必要です。そこでユリス・ナルダンは、自然の力にインスパイアされたムーブメントを強力な人工的機器であるステルス機にインスパイアされたデザインで包み込むことにしました。

ブラストアワーストライカーの音を特徴的な45mmのケースの音響効果を高め、外に音を響かせるために、ブラックDLCチタンの中間部と5Nの18Kローズゴールドで覆っています。A. ランゲ&ゾーネ 時計この堂々たるタイムピースを消音するには、中間8時位置にあるボタンを押し、機能セレクターの先端にある「オン」または「オフ」の位置を確認します。

ブラストアワーストライカーに取り付けできる3種類のストラップは、それぞれの個性を引き出すことができます。ブラックのハイテク防水ベルベットはエアロダイナミクスを強調、アリゲーターはより洗練された側面を前面に押し出しています。さらにはラバーストラップも用意しています。どのタイプを選んでも、ブラストアワーストライカーは見るためだけではなく、聞くために作られているタイムピースなのです。



グロッサリー

ストライキング メカニズム:G.A.バーナーディクショナリーで、ストライキングタブに記載:時刻を鳴らす。針が文字盤のマーカーや数字の上を通過するときに、自動的に正時、半時、または他の時間の端数を知らせるために使用される時計のされる時計のメカニズム

ゴング:鋼線を丸く加工したもの(ハンマーの打撃面を増やすために四角い場合もある)で、金属の性質、焼き戻しの程度、長さ、直径によって音が変わる。18世紀に発明されたこの部品は、それまでの真鍮製のベルに取って代わり、ストライキングウォッチを洗練させた

アワーラック:12個の歯を持つ部品で、センサー、スネイル、スター、ファインスプリングをアセンブリしたもので、打刻する時間数に応じてゴングに作用するハンマーをリセットしたり解放する

慣性調速機: この部品は、ハンマーの動きが正しい速度で打たれるようにする、またその音が規則正しく鳴るための機構。この部品がなければ、打つ動作と音がどんどん速くなってしまいカウントが難しくなるか、あるいは不可能になる

デビアレ増幅システム:ユリス・ナルダンとフランスの音響技術会社デビアレのエンジニアチームが開発した厚さ10分の3ミリの膜で構成、時計内のゴングの音響波を増幅することを目的としています。この部品はトーションレバーと組み合わせて、電磁エンクロージャーのメンブレンとして、より正確にはレコードデッキの祖先である蓄音機のヘッドメンブレンとして機能


機能:
フライングトゥールビヨン、時、分
スケルトンムーブメント
アワーストライカー
(正時、30分、任意))
デビアレ社サウンド増幅システム
部品330個 / 23石
4 Hz / 28,800 V/H

パワーリザーブ: 約60時間

ケース:
ローズゴールド、5N5N
ブラックDLC チタン
ボックス型サファイアクリスタル

ケース径: 45mm

ケースバック: サファイアクリスタル

ストラップ: ベルベット、ラバー、またはアリゲーター

防水: 30 m

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モンブラン 2021年新作ウォッチ ~モンブラン ヘリテイジ マニュファクチュール パーペチュアルカレンダー

モンブランから、1940年代と50年代の歴史あるミネルバ腕時計にインスパイアされた、ヘリテイジ マニュファクチュール パーペチュアルカレンダー リミテッドエディション 100 が新登場します。新しいバーントキャラメルカラーのダイヤルと全体を研磨仕上げした 18Kローズゴールドのケースにはヴィンテージの美しさが溢れています。このタイムピースは、自社開発した特許取得済みマニュファクチュール コンプリケーションを搭載し、絶妙に配置した表示による抜群の読みやすさを誇ります。また、前後に動かして時間設定できるリューズは1か月の調整を1分未満で迅速に行えます。



パーペチュアル カレンダーとは?

ひと月が31 日、30 日、28 日、または4 年ごとに2 月が29 日あるグレゴリオ暦は、機械式タイムピースでこのバリエーションを表示しなければならない時計職人にとって悩みの種です。 18 世紀末、英国の時計学者であるトーマス・マッジによって発明されたパーペチュアルカレンダー コンプリケーションは、月の日数とうるう年のサイクルを自動的に組み込む非常に複雑なメカニズムです。このメカニズムは、うるう年の2 月29 日を含む小の月を自動調整します。作動している限り、数十年ものあいだ、手動調整する必要はありません。この優れた機能を実現するために、4 年間(つまり1460 日)のテクニカルメモリを使用しています。 18 世紀初頭以来、このパーペチュアルカレンダーには大きな変化はなく、48 か月のホイールで4 年間が管理されています。モンブランのパーペチュアルカレンダーの特許は、ホイールで構成される複雑なシステムでそれに変化をもたらしています。今でも、パーペチュアルカレンダーは時計愛好家を魅了し続け、そのタイムピース1 点1 点がコレクターにとって極めて貴重で真に実用的なものとなっています。


レバーを使わない特許取得のパーペチュアルカレンダー

モンブランは、新しいヘリテイジ マニュファクチュール パーペチュアルカレンダー リミテッドエディション100 を発表します。このタイムピースは、3時、6時、9時の大きなカウンターにより、時、分、曜日、日付、月、ムーンフェイズ、うるう年が非常に読みやすく表示されています。今年は、ダイヤルからストラップまで美しいブラウンのカラースキームを装った新たな外観で登場します。2年前に発売されたパーペチュアルカレンダーのコンプリケーションは、機能が複雑なため開発に3年かかりました。特許で保護されているマニュファクチュールキャリバー MB 29.22は、378個の部品で構成されていますが、そのうち259個はパーペチュアルカレンダー専用部品です。 レバーを使用するほとんどのパーペチュアルカレンダーとは対照的に、ホイールとカムだけで構成されています。まず、このメカニズムによって、リューズを双方向に動かす時間調整が実現しました(レバーでは不可能)。次に、操作することでムーブメントが損傷を受ける可能性がある場合、安全機能が働いて午後6時から午前12時の間は設定できないようにしています。パーペチュアルカレンダーのコンプリケーションは、主に中央の「リューズ」で構成され、いくつかのホイールと、特殊な回転で日付をジャンプさせる3つのカムがシステム全体を駆動します。最初のカムは28日から29日へ(4年に1回)、次は29日から30日へ(1年に1回)、最後は30日から31日へ(31日の月ごと)と日付をジャンプさせます。日付が 28日から31日、29日から31日、および28日から31日に変更される時にカレンダー表示の変更がない場合、カムは独立して動作します。



星空に囲まれ、リアルなドーム型のローズゴールドコーティングされたムーンフェイズの際立つ外観を備えたこのウォッチは、比類なく正確で、122年間調整する必要はありません。極めて実用的なデュアルタイム機能と24時間インジケーターが組み合わされ、旅先で特に重宝します。歴史的なミネルバのタイムピースを彷彿させる、ドーム型のラッカー仕上げされたダイヤルが、強く目を惹きます。温かみがあり力強いブラウンのヴィンテージの色調は、熟練の技と時間をかけた特殊プロセスによって実現されました。



ダイヤルはまず、中心のサンレイ装飾と時間表示リングのグレイン加工という、2種類のモチーフを使用して制作します。装飾を施した後で、ダイヤルは、スフマートブラウンの様々な色合いで中心から放射線状に彩られます。中央は明るく、外側に向かうにつれて濃い色になります。その後、一層ごとに乾燥させながら、半透明ラッカーを何層にもダイヤルに塗り重ねることで、サンレイ模様を引き立てる、コントラスト豊かな輝きを放つタイムピースになります。このウォッチは、ヘリテイジ プロダクトラインのデザインコードに従い、カーブしたラグを備え完全に研磨仕上げされた40mmの18Kローズゴールドケースに収められ、エレガントなヴィンテージの外観を持つサファイアクリスタルガラスボックスが取り付けられています。ブラウン スフマート アリゲーターストラップがデザイン全体を完成させます。

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クリストフ・クラーレ 2021年新作 コンチェルティーノ

2021年新作「ナポレオン」とカンタロスの更なる旅についてお伝えしたクリストフ・クラーレ。
ナポレオンはナポレオン・ボナパルトが亡くなった1821年5月5日から200年後の5月5日に発表されましたが、W&Wの期間中にも新作が発表されていました。

遅ればせながら良いタイミングなので、抄訳ブログとしてレポートします。



クラーレが得意とする「鳴り物」で、音楽用語から名前を取ったConcertino(ロレックス スーパーコピー 優良店)はエングレーブとグラン・フー(高温焼成)エナメルを組み合わせたダイヤルを備えた、カテドラルゴング・ミニッツ・リピーターです。

ダイヤルには6時位置のルビーまたはサファイアを守護する力強い二頭のドラゴンが立体的に彫刻され、高温焼成エナメルと組み合わされています。
エナメルはそれぞれがユニークな表情を持ち、ハンドエングレーブのドラゴンと合わせてそれぞれのピースをユニークなものにしています。


シャルル10世(Charles X)様式のステップブリッジで支えられた計時輪列と慣性ガバナー、二つのハンマー、1周以上の長さを持ちよく響くカテドラルゴングを備えたCRM89ミニッツリピータームーブメント。

シングルバレル、パワーリザーブ60時間の香箱にはパワーリザーブ(≒ゼンマイの締まり具合)を直接「目視」するための目盛が設けられ、残量を直感的に把握することができます。

振動数は3Hz、マエストロの頃から取り組んでいるオリジナルの四つのスポークを持ち偏心錘で慣性モーメントを調整するオリジナルテンワも見られ、このテンワはチラネジ部分が最外周に突き出ないため、空気抵抗にも優れているとのこと。
緩急調整は可変慣性モーメント+緩急針で緩急針の調整には特許を取得した湾曲したウォームスクリューを用いた微調整システムが用いられています。

天真にはクラーレのアイコンとしてブリリアントカットのルビーまたはサファイアが設けられ、「タグホイヤー 時計 中古」なインカブロック緩衝装置が露出することを防いでいます。

ミニッツリピーターは調速音が発生しない可変慣性ガバナーによって調速され、時打ちを邪魔するノイズが発生しないように配慮されています。



レッドエナメルと5Nレッドゴールドの組み合わせのほか、ブルーエナメルとグレード5チタンケースの組み合わせもあります。


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ピュアホワイトのハイテクセラミックをまとった、ラドー「トゥルー オープンハート オートマチック」が登場

ラドー「トゥルー オープンハート オートマチック」の新たなカラーバリエーションとして、ピュアホワイトカラーのハイテクセラミックケースモデルが登場した。スケルトン加工を施されたダイアルからは、ムーブメントの動きを楽しむことができる。



ラドー「トゥルー オープンハート オートマチック」
ピュアホワイトのハイテクセラミックケースが眩い新作。3時位置のロゴと一緒にあしらわれているのは、自動巻きを表すイカリマーク。小さいながらもくるくると回転するギミックに同社の遊び心を感じる。自動巻き(Cal.R734)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。ハイテクセラミックス(直径40mm、厚さ 10.4mm)。5気圧防水。24万2000円(税込み)。


デザイン性と実用性を両立させた意欲作に、クリーンな印象のピュアホワイトカラーが登場
 ラドーの「トゥルー オープンハート オートマチック」に新たなカラーバリエーションが追加された。トゥルー オープンハート オートマチックは、ラドーが得意とするハイテクセラミックケースに、大胆にもスケルトン加工を施したダイアルを組み合わせたモデルである。

 その新作は、眩いピュアホワイトのハイテクセラミックをまとって登場した。針とインデックスにはローズゴールドカラーが採用されており、柔らかな曲線を持つケースと相まって、エレガントさを強調している。


大胆なスケルトン加工を施したダイアルからは、ムーブメントの内部をのぞき見ることができる。パネライ 時計 中古テンプの動きや香箱から見える主ゼンマイの巻き上がり具合など、ムーブメントの稼働状態を見て分かるのは実用面でのメリットでもある。
 どうしても視認性が犠牲になってしまうことの多いスケルトンダイアルだが、「トゥルー オープンハート オートマチック」では、インデックスの程よい長さが確保されており、またスーパールミノバによって暗所であっても視認性が損なわれていない。

 ケースバックは、サンドブラスト仕上げによるさらりとした着け心地のチタン製。シースルーバックとなっているため、表裏どちらからでもムーブメントを鑑賞することができる。スケルトンダイアル、シースルーバックでありながらも耐磁性が確保されているのは、搭載している「Cal.R734」にNivachron™ヒゲゼンマイが採用されているためである。スウォッチグループの技術が結集したこのムーブメントは、約80時間ものパワーリザーブを備えている。


ケースバックやバックルにはチタンが採用されている。軽量かつアレルギーを起こしにくい素材を全体に使用した「トゥルー オープンハート オートマチック」は、特徴的なデザインを持ちながらも、性別や体格を問わず誰でも使いやすい時計として作り上げられている。
 軽く耐傷性にも優れたハイテクセラミックケースは、インナーケースを必要としないモノブロック構造。ケースの厚みを抑えることができる反面、これを実現させるためには、焼成時に発生する素材の収縮を見越した厳格な品質管理が求められる。これを低価格で提供できるのも、長年さまざまな素材を扱ってきたラドーならではだろう。


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1 - スクエア型腕時計18Kイエローゴールド、Ref.10242 1917年
1910年代に起こった伝統的なラウンド型の懐中時計との決別は、スクエア(正方形)やレクタングラー(長方形)型の腕時計によく表われていました。この新しい幾何学デザインは、偶然生じたわけではありません。時計として革新的なこの形は、産業や芸術、建築の分野ですでに用いられていたからです。1917年に製作されたこのモデルは、18Kイエローゴールドのスクエア型ケースにオープンワークのシルバーダイヤルを配し、幾何学デザインのトレンドが見事に反映されています。

2 - ポインテッド・ロザンジュ型腕時計18Kイエローゴールド、Ref.11144 1919年
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1910年代はじめに「ポインテッド・ロザンジュ(尖ったひし形)」で知られるこの洗練されたフォルムを製作しました。その大胆で独創的なデザインは、18Kイエローゴールドのケースが、ケースのラインに向かって長く伸びるブラックエナメルのアラビア数字で飾り、細かなグレイン仕上げを施したシルバートーンのダイヤルを囲むこの1919年のモデルによく表われています。また、18Kイエローゴールドのしなやかなブレスレットによって本物のジュエリーのように腕のカーブを包みます。

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ヴァシュロン・コンスタンタンが「クラシック ウィズ ア トゥイスト(Classic with a Twist)」展を開催~20世紀初頭に発揮した独創性と大胆さを称える展覧会、9月7日より
2021年8月23日 By : KITAMURA(a-ls)
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本年末に銀座に新たな旗艦ブティックのオープンを告知(https://watch-media-online.com/news/4594/)、さらには3世紀に近いブランドの偉大なアーカイヴや歴史を展示するイベントを全国ブティックで次々開催するなど、今、ヴァシュロン・コンスタンタンが熱い。最近でも、
2021年7月5日~8月23日:ヴァシュロン・コンスタンタンとスポーツウォッチをテーマとする展覧会
2021年8月19日~10月6日:ヘリテージ コレクションからの女性用モデルを展示する ヘリテージ・レディース展
などの展示会がとても精力的に行われている。

こうしたアーカイヴ・モデルを見られる機会は非常に稀だし、ましてや、スイスに行かずとも拝見できるのはとても喜ばしくかつ勉強にもなるのだが、このたびまたもうひとつの新たな展示イベントがヴァシュロン・コンスタンタンから発表された!!

「クラシック ウィズ ア トゥイスト(Classic with a Twist)」/20世紀初頭にヴァシュロン・コンスタンタンが発揮した独創性と大胆さを称える展覧会が、2021年9月7日(火) ~10月11日 (月)の期間、ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティックで開催


早速、発表資料を引用してその内容と展示予定ピースをみていこう。

【主題】
◆ヴァシュロン・コンスタンタンは今年、時計収集家の間で人気を博すアイコンウォッチ「アメリカン 1921 」の100周年を祝います。
◆展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」は、伝統と型破りが絶妙な調和を成すように技術とスタイルを凝らした精神を称えます。


「アメリカン 1921」の100周年を機に、ヴァシュロン・コンスタンタンが20世紀初頭に発揮した自由闊達な創作を称える展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」が2021年9月7日(火) ~10月11日 (月) ヴァシュロン・コンスタンタン 銀座ブティックにて開催されます。

1910年代から1930年代のヴァシュロン・コンスタンタンは、並外れた芸術的創作に熱心に取り組んだことで有名でした。この展覧会で披露される多種多様な「フォルム」と呼ばれるケース(非ラウンド型ケース)や特殊な表示には、ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史における刺激的な一時代が映し出されています。


●クッション型腕時計18Kイエローゴールド、11時と12時の間にリュウズ(Ref.12131 1919年)

「Classic with a Twist = 伝統的でありながら遊び心がある」は、なによりまず自由の物語、それは、さまざまな形状やデザイン、幾何学図形を大胆に用いた狂騒の20年代やアールデコ運動の流れの中で生まれた唯一無二のスタイルの物語です。たとえば、型破りな形状、厳格な正方形、驚くようなひし形、優雅なクッション型、さらにはいくつかの特殊な表示やオフセンターの表示などです。展覧会「クラシック ウィズア トゥイスト (Classic with a Twist)」は、大胆な運動を作り出し、伝統に逆らい、あらゆるデザインに道を開くことに貢献した活気あふれる1910年代から1930年代の終わりにヴァシュロン・コンスタンタンが創作に発揮した旺盛なエネルギーを証明しています。

19世紀の終わりまで女性だけが着けるアクセサリーと考えられた腕時計は、20世に入ると腕に着けた時計で時刻がわかる機能性や快適さが理解され、男性をも魅了するようになりました。常にパイオニア精神を発揮するヴァシュロン・コンスタンタンは、腕に着けて使うスタイルの将来性を見抜き、早い時期から注意を向け、1889年にはバングルタイプの女性用ブレスレットウォッチを創作しました。これは、メゾンの歴史遺産の中で時期を知ることができるおそらく最も古い腕時計です。

ヴァシュロン・コンスタンタンでは、ムーブメントの小型化の目覚ましい進歩によって驚くほど多種多様な前衛的デザインが可能になり、それらを通じて独創的な表現の領域を自由に広げました。すなわちトノー(樽型)、ロザンジュ(ひし形)、レクタングル(長方形)、クッション、オーバル、横から見て湾曲したケースなどです。展示に選ばれた時計を通じて「Classic with a Twist」は、私たちが現在知るあらゆるアイコニックなケース形状が1910年代から20年代に創作されたことを思い起こさせます。


時代のエッセンス
展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」で披露される豊かなデザイン表現は、当時の時代精神や顧客をとらえたヴァシュロン・コンスタンタンの能力を語っています。この展覧会は、時計製作はもとより、20世紀初頭に生じたライフスタイルと社会の変化、衣服における好みや流行の進展を映し出しています。それが語るのは、狂騒の20年代、新たに見出された自由と軽快さ、沸き立つ芸術、豊かな暮らし、活気あふれる文化の世界などに彩られた物語です。


●湾曲したトノー型腕時計18Kイエローゴールド(Ref.10357 1922年)

さらにまた、アールデコ運動の勃興と、建築や芸術の分野のみならず時計産業にも生じた幾何学デザインの魅力をたどります。そしてこの展覧会で思いおこさせるのは、ヴァシ ュロン・コンスタンタンが1832年の進出以来強い絆を築いてきたヨーロッパとアメリカ合衆国の市場に行き渡った新しい精神です。

ヴァシュロン・コンスタンタンがクッション型を初めて腕時計に採用したメゾンの一つだった背景には、まさにこの時代の幸福感がありました。1919年から1921年にメゾンはアメリカ市場専用を意図したいくつかの時計を製造しました。クッション型ケース、斜めに傾いた型破りの表示、オフセットのリュウズから成るアバンギャルドなデザインが特徴的なこの珍しい腕時計は、特に時計収集家の間で人気を博し、今年はその100周年を祝います。今回の展覧会「クラシック ウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」で展示されるオリジナルモデルは、メゾンが創設以来、絶えず証明してきた創作エネルギーの最も印象的な例の一つです。


アメリカの伝説
この伝説の腕時計は、1920年代の自動車で典型的な大型ステアリングホイールを握ったまま、時刻を斜めのダイヤルで読み取れることがおそらくダンディなドライバーたちを魅了し、さらには当時の進歩的な人物たちからも絶賛されました。その一人である牧師のサミュエル パークス キャッドマンは、聖職者で新聞作家であり、人種差別や反ユダヤ主義と闘ったことで知られ、ラジオ放送を利用して何百万もの聴衆に初めて説教を行った一人でした。モントルーで休暇を過ごした際に、彼は当時作られたこの腕時計を2本手に入れました。夜光の数字を配したものと、ブラックエナメルによるアラビア数字を配したものです。展覧会「クラシックウィズ ア トゥイスト (Classic with a Twist)」で展示されるそのオリジナルモデルは、メゾン創設以来、とりわけ20世紀初頭に発揮した創作エネルギーの最も印象的な代表作になっています。

時計の詳細
1 - スクエア型腕時計18Kイエローゴールド、Ref.10242 1917年
1910年代に起こった伝統的なラウンド型の懐中時計との決別は、スクエア(正方形)やレクタングラー(長方形)型の腕時計によく表われていました。この新しい幾何学デザインは、偶然生じたわけではありません。時計として革新的なこの形は、産業や芸術、建築の分野ですでに用いられていたからです。1917年に製作されたこのモデルは、18Kイエローゴールドのスクエア型ケースにオープンワークのシルバーダイヤルを配し、幾何学デザインのトレンドが見事に反映されています。

2 - ポインテッド・ロザンジュ型腕時計18Kイエローゴールド、Ref.11144 1919年
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1910年代はじめに「ポインテッド・ロザンジュ(尖ったひし形)」で知られるこの洗練されたフォルムを製作しました。その大胆で独創的なデザインは、18Kイエローゴールドのケースが、ケースのラインに向かって長く伸びるブラックエナメルのアラビア数字で飾り、細かなグレイン仕上げを施したシルバートーンのダイヤルを囲むこの1919年のモデルによく表われています。また、18Kイエローゴールドのしなやかなブレスレットによって本物のジュエリーのように腕のカーブを包みます。

3 - クッション型腕時計18Kイエローゴールド、Ref.11507 1919年
パイオニア精神を忠実に守るヴァシュロン・コンスタンタンは、腕への装着に適したケース形状をたくさん考案し、伝統的な慣習の打破に大胆に挑んだ最初のウォッチメゾンの一つでした。例えば、ヴァランセ侯爵、あるいはサガン公やシャルル=モーリス・ド・タレーラン・ペリゴール公の甥の息子として知られる人物が所有した時計のように、クッション型が1919年という早い時期に姿を現します。この慈善家で審美眼の持ち主たちは、当時のヴァシュロン・コンスタンタンの忠実な顧客の一人でした。

4 - クッション型腕時計18Kイエローゴールド、11時と12時の間にリュウズ、Ref.12131 1919年
ヴァシュロン・コンスタンタンは、1919年から1921年にかけて大胆なオフセットのリュウズが備わる6個のクッション型腕時計を2シリーズ製作しました。1919年の18Kイエローゴールドのモデルは、径11リーニュのRAニュー・アメリカン・キャリバーが搭載され、リュウズはダイヤルの12時に合わせてケースの右側に置かれています。マニュファクチュールが今年100周年を祝う「ヒストリーク・アメリカン 1921」と異なり、この歴史的モデルのダイヤルはオフセンターではありません。スモールセコンドはもともとの位置の7時から8時の間に置かれ、リュウズと対角線を成しています。

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